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ダブルローンとは?家の売却前の二重返済と期限

ダブルローンとは?家の売却前の二重返済と期限
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いまの家のローンと新居のローンを同時に返している状態です。買い先行で住み替えると起きます。今の家の売却が決まるまで毎月の返済が二重になるため、期間の見通しを立ててから動いてください。

新居を先に決めてから今の家を売ろうとしたところ、住宅ローンの審査で「今の家のローンがまだ残っていますね」と言われた、という場面で出てくる言葉です。

ダブルローンとは、いまの家のローンと新居のローンを同時に返済している状態を指します。

本記事では、ダブルローンの仕組みと、家の売却との関わりを解説します。

ダブルローンの意味と読み方

読み方はだぶるろーんです。

買い先行で住み替えを進めるときに起きやすい状態で、新居の住宅ローンを組んだ時点でまだ今の家が売れておらず、旧居のローンも残っているために、2本のローンを同時に返し続けることになります。

買い先行とは、新居の購入を先に決めてから、いまの家を売る進め方のことです。

売り先行であれば今の家を売ってから新居を探すため、通常はこの状態にはなりません。

ダブルローンはこんな場面で出てきます

担当者

新居のローンは事前審査で承認が出ていますが、今のお住まいのローン残高1,900万円が残っていますね。

あなた

そうなんです。新居の契約を先に決めてしまって、今の家がまだ売れていません。

担当者

このままだと今の家のローンと新居のローンを合わせて、毎月の返済額が二重になりますよ。

あなた

それは分かっているんですが、いつまで続くのか見通しが立たなくて不安です。

担当者

仲介だと買主が見つかるまで読みにくいので、買取なら二重ローンの期間を短くできますよ。

あなた

仲介と買取、それぞれどのくらい違うのか教えてもらえますか。

銀行

二重ローンの期間が長くなりそうな場合は、返済比率の見直しについてご相談ください。

あなた

では今の家の売却期間の見通しを先に立ててから、新居の契約時期を考えます。

ダブルローンと住み替えローン・つなぎ融資の違い

同じ住み替えの場面で出てくる言葉に、住み替えローンとつなぎ融資があります。どちらも二重の返済を避けるための仕組みですが、しくみが異なります。

ダブルローン・住み替えローン・つなぎ融資の違い

項目ダブルローン住み替えローンつなぎ融資
しくみ旧居と新居、それぞれ別のローンを組む旧居の残債を新居のローンにまとめる旧居の売却代金が入るまでの短期資金
返済2本のローンを同時に返済1本にまとまるため返済は1つ旧居の売却後に一括返済
向いているケース短期間で今の家が売れる見込みがある残債が新居のローンに上乗せできる売却の目処が立っている

ダブルローンは家を売るときにどう関わるか

買い先行で新居の契約を先に済ませると、今の家が売れるまでの間、ダブルローンの状態が続きます。

仲介で買主を探す場合、内覧や条件交渉に時間がかかることがあり、いつ売れるかの見通しが立ちにくくなります。

負担を早く終わらせたいときは、不動産会社が直接買い取る買取という方法もあります。

仲介と買取では売却までの期間や手元に残る金額が変わるため、詳しくは「仲介と買取の違い」で解説しています。

また、今の家に抵当権が付いている場合、ローンを完済しないと抹消できないため、売却代金でいつ完済できるかも見通しに関わってきます。

ダブルローンの費用・期限・手続き・判断の目安

新居のローンを申し込む際、金融機関は今の家のローンの返済額も含めて審査します。

今の家と新居のローンを合わせた返済額が、金融機関の定める返済比率の上限を超えると判断されると、新居のローンが承認されないことがあります。

二重ローンが組めるかどうかは金融機関ごとの審査基準によって異なるため、事前に銀行の担当者へ返済比率の考え方を確認しておくと安心です。

判断の目安としては、今の家の売却期間の見通しが立つまで新居の契約を待つ、売り先行に切り替える、住み替えローンやつなぎ融資を検討する、といった選択肢があります。

長期間の負担につながる可能性もあるため、資金計画については税理士や司法書士にも相談しながら進めてください。

ダブルローンについてよくある質問

Q ダブルローンは組めないこともありますか?


A 金融機関の審査で、いまの家のローンと新居のローンを合わせた返済額が返済比率の上限を超えると判断されると、新居のローンが承認されないことがあります。

Q ダブルローンの期間はどのくらい続きますか?


A いまの家が売れるまで続きます。仲介で買主を探す場合は期間が読みにくく、買取であれば不動産会社が直接購入するため期間を短く見込めます。

Q ダブルローンを避ける方法はありますか?


A 売り先行に切り替えていまの家を先に売る、住み替えローンで旧居の残債を新居のローンにまとめる、つなぎ融資で売却代金が入るまでの資金をつなぐ、といった方法があります。

Q いまの家に抵当権が残っていても売れますか?


A 抵当権は売却代金でローンを完済したタイミングで抹消できるため、残っていても売却自体は進められます。

ダブルローンのまとめ

ダブルローンは、買い先行で住み替えを進めるときに起きやすい状態で、いまの家が売れるまで新居のローンと合わせて二重に返済が続きます。

負担を長引かせないためには、不動産の売却の見通しを立てたうえで新居の契約時期を決めることや、住み替えローン・つなぎ融資といった選択肢を検討することが欠かせません。

ぜひ本記事のダブルローンの仕組みを参考に、不動産の売却に向けた準備を進めてください。

記事監修者情報

ミカタ株式会社 代表取締役 荒川竜介

ミカタ株式会社 代表取締役
荒川 竜介
あらかわ りょうすけ
不動産業界歴10年以上宅地建物取引士
新卒で中堅デベロッパーに入社し、大手不動産仲介会社、フルコミッションの売買仲介営業と、合計4年半にわたって不動産仲介の現場に従事しました。その後、マンションリサーチ株式会社で営業責任者・サービス責任者・執行役員を務め、2018年12月にミカタ株式会社を設立

この記事を書いた人

不動産売却のカギ編集部
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