囲い込みチェッカー|不動産会社が他社に紹介しているか確かめる
担当者の言動から、自分の物件が他社に紹介されていない状態になっていないかを確かめます。
囲い込みとは何か
売却を任された不動産会社が、他社から「その物件を紹介したい」と問い合わせを受けても「商談中です」などと断り、自社で買主を見つけようとすることを囲い込みと呼びます。
自社で買主を見つければ、売主と買主の双方から仲介手数料を受け取れます。会社にとっては収入が倍になりますが、売主にとっては買主候補が減るため、売れるまでの期間が延びたり、価格を下げることになったりします。
会社が負っている義務
専任媒介契約と専属専任媒介契約では、宅地建物取引業法が次のことを義務づけています。
| レインズへの登録 | 売主への報告 | |
|---|---|---|
| 専任媒介 | 契約日の翌日から7営業日以内 | 2週間に1回以上 |
| 専属専任媒介 | 契約日の翌日から5営業日以内 | 1週間に1回以上 |
| 一般媒介 | 義務なし | 義務なし |
登録したあとは、登録証明書を売主に渡さなければなりません。この証明書に書かれたIDとパスワードを使うと、売主自身がレインズの画面で自分の物件の状態を確認できます。
売主が確かめられること
- 登録証明書をもらう…渡す義務があります。もらっていなければ請求してください
- レインズで公開状況を見る…取引状況が「公開中」になっているかを確認します
- ポータルサイトを見る…レインズは業者向けのデータベースで、一般の買主は見られません。スーモやアットホームに載っていなければ、買主の目に触れる機会がほとんどありません
- 問い合わせ件数を聞く…件数を具体的に答えられるかどうかで、実際に動いているかが分かります
- 他社から問い合わせてもらう…知人や別の会社に頼んで問い合わせると、実際にどう対応されているかが分かります
確認しても改善しないとき
媒介契約の有効期間は最長3か月です。更新には売主の申出が必要なので、更新しないという選択ができます。専任媒介でも、期間満了を待って他社に切り替えることはできます。
悪質だと感じた場合は、免許を出している都道府県または国土交通省の宅建業担当課に相談する方法もあります。
