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不動産買取とは?仲介との違いと買取価格の目安

不動産買取とは?仲介との違いと買取価格の目安
買取かいとり契約・手続き

不動産会社そのものが買主になって物件を買い取る方法です。買主を探す期間がいらないため数日から数週間で現金化できますが、買取価格は市場相場の7割前後になるのが一般的です。

家やマンションをすぐに現金化したいのに、買主を探す時間がないという場面で出てくるのが「買取」という言葉です。

不動産会社が自ら買主になって直接購入するため、内覧対応や条件交渉なしで不動産の売却が完了します。

本記事では、買取の仕組みと不動産の売却における関わり方を解説します。

買取の意味と読み方

買取(かいとり)は、不動産会社が買主として直接家やマンション、土地を購入する売却方法を指す用語です。

仲介では不動産会社が個人の買主を探しますが、買取では不動産会社自身が購入するため、買主を探す手間や時間がかかりません。

個人の買主が対象になる一般的な取引とは異なり、企業を相手にした売却に近い形で進む点が特徴です。

買取はこんな場面で出てきます

担当者

仲介での売却査定額は2,800万円ですが、買取だと2,000万円前後になりますね。

あなた

そんなに差が出るんですね。でも来月には引っ越したいので、時間がないんです。

担当者

それなら買取なら売買契約から2週間ほどで現金化できますので、期日には間に合いますよ。

あなた

仲介手数料がかからないのは助かりますが、800万円の差は大きいですね…。

担当者

まず一般媒介契約で1か月ほど売却活動をして、見つからなければ買取に切り替える方法もありますよ。

あなた

それなら試してみて、ダメなら買取に切り替える形でお願いします。

買取と仲介の違い

2026年9月時点で、不動産を売る方法には仲介と買取があり、現金化までの期間や買取価格の目安が大きく異なります。

仲介と買取の比較

項目仲介買取
買主個人の買主を探す不動産会社が買主になる
現金化までの期間数か月かかることが多い数日〜数週間
価格の目安市場相場に近い市場相場の7割前後
仲介手数料発生する発生しない

詳しくは「仲介と買取の違い」で解説しています。

売却時に買取がどう関わるか

家やマンションを売るとき、まず不動産会社に売却査定を依頼して仲介と買取のどちらで進めるかを検討する場面で「買取」という言葉が出てきます。

仲介で買主が見つからない、内覧に対応する時間がない、離婚や転勤などで売る期限が決まっているといった事情がある場合、不動産会社から買取の提案を受けることがあります。

買取を選ぶと、不動産会社との間で直接売買契約書を交わし、仲介のように複数の買主候補と条件交渉を重ねる必要がありません。

一方で、買取価格は市場相場より低くなるため、手元に残る金額が想定より少なくなる点は事前に把握しておく必要があります。

買取価格と現金化までの期間の目安

買取価格は市場相場の7割前後になるのが一般的とされ、売買契約から数日から数週間程度で現金化できるケースが多くなっています。

仲介で買主を探すよりも大幅に短い期間で完了するのは、不動産会社が自社で買主を探す手間を省くためです。

買取では仲介手数料が発生しない一方、買取価格そのものが低く設定されているため、総額で比較して判断することが大切です。

売買契約書の内容や登記の手続きについては、司法書士に確認しておくと安心です。

買取を選ぶかどうかの判断の目安

買取を検討する場合は、複数の不動産会社に売却査定を依頼して、仲介で売った場合の想定額と買取価格を比べることが判断の目安になります。

仲介で一定期間売却活動をしても買主が見つからないときに、あらかじめ決めた期日を過ぎたら買取に切り替える「買取保証」という仕組みを用意している不動産会社もあります。

買取保証を使うと、仲介での売却活動を試しながら最終的な現金化の期限を確保できるため、時間に余裕がない場合の選択肢になります。

媒介契約を結ぶ際に、専属専任媒介契約・専任媒介契約・一般媒介契約のどれを選ぶかによって、買取保証の対象になるかどうかが変わることもあるため、契約前に確認しておくと安心です。

買取についてよくある質問

Q 買取だと本当に相場より安くなるんですか?


A 買取価格は市場相場の7割前後になるのが一般的です。買主を探す手間や販売期間の短縮を不動産会社が負担する分、価格が下がる仕組みになっています。

Q 買取なら仲介手数料はかからないんですか?


A 買取は不動産会社自身が買主になるため、仲介手数料は発生しません。ただし買取価格自体が仲介より低く設定されている点は踏まえておく必要があります。

Q 買取と仲介、どちらで売るかあとから決められますか?


A 媒介契約を結ぶ段階で買取保証の仕組みがあるかどうかを確認しておくと、仲介で売却活動をしながら期限を決めて買取に切り替えることができます。

Q 買取を選ぶとどのくらい早く現金化できますか?


A 買主を探す期間が不要なため、売買契約から数日から数週間程度で現金化できるケースが多くなっています。

買取のまとめ

買取は、不動産会社が買主になって家やマンション、土地を直接購入する売却方法で、現金化のスピードが速い一方、買取価格は市場相場の7割前後にとどまる点が特徴です。

仲介で買主が見つからない場合や、売る期限が決まっている場合の選択肢として検討されます。

ぜひ本記事の買取の仕組みと仲介との違いを参考に、不動産の売却に向けた準備を進めてください。

記事監修者情報

ミカタ株式会社 代表取締役 荒川竜介

ミカタ株式会社 代表取締役
荒川 竜介
あらかわ りょうすけ
不動産業界歴10年以上宅地建物取引士
新卒で中堅デベロッパーに入社し、大手不動産仲介会社、フルコミッションの売買仲介営業と、合計4年半にわたって不動産仲介の現場に従事しました。その後、マンションリサーチ株式会社で営業責任者・サービス責任者・執行役員を務め、2018年12月にミカタ株式会社を設立

この記事を書いた人

不動産売却のカギ編集部
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