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一括査定とは?匿名査定との違いと家を売る流れ

一括査定とは?匿名査定との違いと家を売る流れ
一括査定いっかつさてい査定・価格

1回の入力で複数の不動産会社にまとめて売却査定を申し込めるサービスです。金額を比べられる一方、連絡先を渡すことになるので、申し込んだ会社数だけ営業連絡が来ます。連絡を受けたくない段階なら匿名査定を選んでください。

複数の不動産会社に査定を頼みたいけれど、1社ずつ探して申し込むのは手間がかかります。

一括査定を使えば、1回の入力で複数の不動産会社にまとめて売却査定を依頼でき、金額を比較しやすくなります。

ただし申し込んだ会社数だけ営業電話やメールが届くため、使い方を間違えると対応に追われることになります。

本記事では、一括査定の仕組みと、家やマンションの売却で使うときの流れ、注意点を解説します。

一括査定の読み方と仕組み

一括査定は「いっかつさてい」と読みます。

物件の所在地・面積・築年数などをフォームに1回入力すると、そのサイトと提携している複数の不動産会社へ同時に依頼が届く仕組みです。

不動産会社を1社ずつ探して電話をかける手間がなく、短時間で複数の査定額を集められる点が特徴です。

ここで出てくる金額は、多くが図面や取引データをもとにした机上査定の見積もりで、後日訪問査定を経て金額が変わることもあります。一括査定はあくまで最初の入り口で、その後の担当者とのやり取りで実際に売却を任せる不動産会社を絞っていく流れになります。

一括査定はこんな場面で出てきます

担当者

一括査定のフォームからご連絡いただきました、〇〇不動産の担当です。よろしくお願いします。

あなた

ありがとうございます。実はほかに3社からも連絡がありまして、少し戸惑っています。

担当者

そうでしたか。弊社の査定額は2,300万円で、周辺の成約事例を基に出しております。

あなた

他社さんは2,600万円という数字も出てきたのですが、この差は何が原因なのでしょうか。

担当者

査定方法や参照する事例が会社ごとに違うためですね。訪問査定でお部屋を拝見すれば、もう少し精度の高い金額をお出しできますよ。

あなた

分かりました。何社かに絞って、実際に見てもらうところから始めてみます。

一括査定と匿名査定の違い

同じ「まとめて調べる」という点で混同されやすいのが匿名査定です。連絡先の扱いと金額の精度が大きく異なります。

一括査定と匿名査定の違い

項目一括査定匿名査定
連絡先の入力氏名・電話番号・メールを入力する不要、または最小限で済む
金額の精度机上査定・訪問査定につながる本格的な金額住所と築年数だけで出す概算
営業連絡申込社数だけ電話・メールが来る来ない、または限定的

連絡を受けたくない段階では匿名査定、実際に売却の手続きを進める段階では一括査定というように使い分けます。違いをさらに詳しく知りたい場合は、匿名査定と一括査定の違いで解説しています。

不動産を売るときに一括査定がどう関わるか

一括売却査定を申し込むと、数時間から数日のうちに複数の不動産会社から電話やメールで連絡が入ります。金額を並べて比較できる一方で、売主は届いた査定額の根拠を1社ごとに聞き、担当者の対応や説明の分かりやすさも含めて依頼先を判断する必要が出てきます。

ここで一括査定で出た金額が、そのまま売買契約の価格になるわけではありません。

査定額は売れそうな金額の見立てであり、実際の成約額は買主との交渉や市場の動きで変わります。

金額の高さだけで不動産会社を選ぶと、後から値下げを勧められて戸惑うこともあるため、算出の根拠を確認したうえで比較することが大切です。

一括査定の申し込みから査定額が届くまでの流れ

一括査定を使う流れ

1
物件情報を入力
所在地・面積・築年数などをフォームに1回入力します。
2
提携する複数社へ一斉送信
入力内容が提携する不動産会社に同時に届きます。
3
各社から連絡・査定額の提示
電話やメールで机上査定の金額が届きます。
4
比較して依頼先を絞る
金額と説明の内容を見比べ、訪問査定を頼む会社を決めます。

入力から連絡が来るまでの時間は不動産会社ごとに異なります。

一括査定の利用にかかる費用と申込社数の目安

一括査定サイトを使うこと自体に費用はかかりません。仲介を依頼した会社に支払う仲介手数料とは別の話で、査定の段階では料金は発生しません。

申し込む会社数は多いほど比較材料が増えますが、その分だけ連絡への対応も増えます。

すべての連絡に応じる必要はなく、査定額の説明が乏しい会社や、対応に不安を感じた会社は途中で断っても差し支えありません。

連絡自体を減らしたい場合は、匿名査定への切り替えや、連絡方法を絞る依頼が有効です。

具体的な断り方は営業電話なしで家の査定をする方法で解説しています。

一括査定についてよくある質問

Q 一括売却査定を申し込むと、電話は必ずかかってきますか。


A 申し込んだ不動産会社の数だけ電話やメールで連絡が来る仕組みです。連絡を受けたくない段階であれば、一括査定ではなく匿名査定を選んでください。

Q 一括査定で出た金額でそのまま売れますか。


A 一括査定の金額は机上査定による見立てで、実際の成約額とは異なることがあります。訪問査定や買主との交渉を経て、最終的な価格が決まります。

Q 何社くらいに申し込めばいいですか。


A 会社数が多いほど比較はしやすくなりますが、連絡への対応も増えます。対応に不安がある会社は、比較の途中で断ってもかまいません。

Q 一括査定と匿名査定はどう使い分ければいいですか。


A 連絡を受けたくない検討段階では匿名査定、実際に依頼する不動産会社を決めて動き出す段階では一括査定というように分けると、対応の負担を抑えられます。

一括査定のまとめ

一括査定は1回の入力で複数の不動産会社に売却査定を依頼できる仕組みで、金額を比較しやすくなる一方、申し込んだ会社数だけ営業連絡が来ます。

届いた金額の根拠を確認し、対応が丁寧な不動産会社を選ぶことが、不動産の売却を安心して進める第一歩になります。

ぜひ本記事の一括査定の仕組みと使い方を参考に、家やマンションの売却に向けた売却査定の申し込みを進めてください。

記事監修者情報

ミカタ株式会社 代表取締役 荒川竜介

ミカタ株式会社 代表取締役
荒川 竜介
あらかわ りょうすけ
不動産業界歴10年以上宅地建物取引士
新卒で中堅デベロッパーに入社し、大手不動産仲介会社、フルコミッションの売買仲介営業と、合計4年半にわたって不動産仲介の現場に従事しました。その後、マンションリサーチ株式会社で営業責任者・サービス責任者・執行役員を務め、2018年12月にミカタ株式会社を設立

この記事を書いた人

不動産売却のカギ編集部
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